- 2018.08.10 -
“ピーリング”とは、“皮を剥くこと”です。
これを聞くと、「痛そう…」「皮を剥くなんて、抵抗がある…」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、そもそもなぜ皮を剥くのか?皮は剥いてもいいのか?どうやって剥くのか?などの疑問からご紹介いたします。
・ニキビ治療
ニキビができる主な原因として、毛穴に皮脂や汚れが詰まっていることが挙げられます。様々な要因により、古い角質が正常に代謝されず残ってしまって角質が厚い状態だと、角質が詰まりやすくなります。
そのニキビの治療には、「過剰な皮脂分泌を抑えること」、「毛穴が皮脂や汚れでふさがれないようにすること」、「古い角質を落とすこと」が必要となります。
これらを効果的に解消できる方法のひとつとして注目されているのが、ピーリングです。
・しつこいニキビ跡や毛穴の開きの改善
開き毛穴に対し、角栓パックなどの無理やり角質や皮脂を取り除くケアは逆効果となってしまいます。さらに毛穴を開いてしまう恐れがありますので、控えるようにしましょう。
ピーリングには、肌の弾力の源となるコラーゲンの生成を促す作用もあるので、開いた毛穴の改善にも効果が期待できます。
・オイリー肌や乾燥肌の改善
乾燥肌・敏感肌の方がピーリングをされる際は、注意が必要となります。自己診断で行わずに、まずは専門医にご相談ください。
特にピーリングがお勧めなのは、ターンオーバーが遅い状態の方です。
「加齢で角質が溜まりやすくなってきた」「スキンケアを積極的に行っておらず、角質が溜まっている」「普段の洗顔では、体質的に角質や汚れを落としきれない」などの方が該当します。
・日焼け厳禁なので、紫外線対策を!
ピーリングの前後は、日焼けはNGですので要注意です。
日焼けはやけどと同じなので、日焼けした肌にピーリングを行うと、日焼けの治りが遅くなるどころか、ひどくなってしまいます。
ピーリング後の肌は、刺激を直に受けてしまいますので、ダメージを肌に与えないよう、しばらくは、専門家のすすめる日焼け止めを塗り、日傘を使ったり、なるべく日陰を歩くように意識するようにしましょう。
・アフターケアの保湿は欠かさない
ピーリング後には、“保湿”が非常に重要となります。保湿を怠ってしまうと、せっかくピーリングしたお肌が乾燥し、悪化する恐れがあります。
「アフターケアまでがピーリング」だとお考えください。
・強めにクレンジング、洗顔する方は要注意
施術後はすぐに顔が洗える場合、水をつけることすらダメな場合もあり、様々です。
また、施術を受けて数日後に皮が剥け(剥離)、数ヶ月にわたり、数回施術を受ける必要がある場合もあります。
・妊娠中または授乳中は避ける
妊娠中もしくは授乳中の方は、ホルモンバランスが乱れ、肌が非常にデリケートな状態です。少しの刺激でも避けて頂いた方が良いので、ピーリングはしない方が良いと思われます。